【ストレングスファインダーでわかる】ヒソヒソ話にイライラするあなたへ その対処法

職場やカフェ、あるいは家の中で―― 近くでヒソヒソと話している人を見ると、なぜかザワザワしてしまう。
「え、なんなの?」「なんかモヤモヤする…」
でも、別に自分の悪口を言われてるとは思わない。 それでもイライラする。
こう感じること、ありませんか?
実はこれ、「性格が悪い」わけでも「心が狭い」わけでもありません。
あなたの中にある“資質”や“価値観”が、 その場の空気に敏感に反応しているだけかもしれないのです。
まずは「何が起きているか」を言語化してみよう
これは実際に私が感じたことです。
職場で、近くにいる人たちがヒソヒソと話していました。 内容は聞こえない。別に自分の悪口を言ってるわけでもないんです。
それでも、なんかイライラするんですよね。
頭の中が「何なの?」でいっぱいになっちゃう。
このとき、私の中ではこんな反応が起きていました。
- 空気が閉じている感じがして落ち着かない
- 自分だけ知らないことがあるようでモヤモヤする
- わからないことがあると不安になる
- 声のトーンや空気感が気になって仕方ない

これを、ストレングスファインダーのどの資質が影響してるのか深堀ってみた。
分析してみた結果、この資質達が反応しているなと感じました。
1. 公平性(Fairness)
- みんなが平等に情報や機会を持っていたいという思い
- 「どうしてオープンにしないの?」という感覚が湧く
2. 調和性(Harmony)
- 空気がギクシャクしている状態が気になる
- 「なんか仲間はずれの雰囲気あるな…」と敏感に察知
3. 共感性(Empathy)
- 声のトーンや空気の変化を無意識にキャッチしてしまう
- 「あの話し方、何かあった?」と感情的ノイズを拾ってしまう
4. 内省(Intellection)
- 理由がわからないとモヤモヤする
- 「この感情の正体ってなんだろう?」と自問を繰り返す
これらが組み合わさっていたのかなと。
対処法:資質を活かして“安心”を取り戻す
じゃあ、このモヤモヤとどう付き合えばいいのか? 私は自分の資質をヒントに、こんな風に工夫しています。
● その場をそっと離れる
「なんかザワザワするな」と感じたら、意識的にその場を離れる。 席を立って飲み物を取りに行く、外の空気を吸うなど、一時的に距離をとるだけでも気持ちが落ち着きます。
● 自分なりの対処パターンを持っておく
「こういう場面では私はこうなりがち」「この方法なら落ち着ける」という“自分マニュアル”を作っておくと安心です。 たとえば、イヤホンをつける、深呼吸する、視線をそらすなど、自分がやりやすいものをセットしておきましょう。
● 共感性 × 内省:モヤモヤを書き出してみる
「聞こえない」「空気が気になる」といった事実と感情を分けて、ノートに書いてみる。 書いてみると「あ、私“閉じた空気”に反応しやすいんだな」と整理がつく。
● 公平性 × 調和性:気軽に聞くのも“アリ”だけど無理はしない
「さっきの話、なんだったのー?」と明るく聞くのも一つの手段。 ただし、それがプレッシャーになるならやらなくてOK。あくまで「選べる手段」のひとつです。

↑こんな風にバリア張っちゃうのも大いにアリ!!
まとめ:イライラは「自分を守るセンサー」かもしれない
この“イライラ”は、単なる感情ではなく、 自分の中の大切な価値観や資質が「何かおかしいよ」と教えてくれているサインなんですよね。
それを無視したり否定する必要はありません。 むしろ、「お、センサー反応してるな」と一歩引いて見てみるだけで、 ぐっと楽になります。
そして何より、こうしたモヤモヤをきっかけに、 「自分ってこういうところに敏感なんだな」と自己理解が深まると、 他人に優しくなれたり、自分へのケアもできるようになっていきますよ。
